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非核化プロセス協議か 7、8日大連で

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【ソウル堀山明子、 北京・ 浦松丈二】 北朝鮮の 金正恩(キム・ ジョンウン)朝鮮労働党委員長が7、 8両日、 中国遼寧省大連市を訪れて中国の 習近平国家主席と会談した。 中国国営新華社通信が8日報じた。 両首脳は朝鮮半島の 非核化について話し合ったという。 史上初の 米朝首脳会談を前に、 友好国である中朝が非核化や朝鮮戦争
【ソウル堀山明子、北京・浦松丈二】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が7、8両日、中国遼寧省大連市を訪れて中国の習近平国家主席と会談した。中国国営新華社通信が8日報じた。両首脳は朝鮮半島の非核化について話し合ったという。史上初の米朝首脳会談を前に、友好国である中朝が非核化や朝鮮戦争終結などのプロセスについて細部の協議を行った可能性がある。
北朝鮮国営の朝鮮中央放送も8日、両首脳による「意義深い会談」が行われたと伝えた。中朝首脳会談は金委員長が北京を電撃訪問した3月末以来1カ月半ぶり。
新華社によると、金委員長は「朝鮮半島の非核化は北朝鮮の終始一貫した明確な立場」と強調。関係国が北朝鮮への敵視政策と威嚇をやめさえすれば、北朝鮮には核を保有する必要はないとし「非核化は実現可能だ」と述べたという。また「米国との対話を通じて相互信頼を構築し、互いが責任を持って段階的で歩調を合わせた措置を取り、最終的に非核化と平和維持の実現を望んでいる」と述べたとしている。
習氏は、金委員長の対話や緊張緩和の積極的な努力が成果を得ていると評価。金委員長が4月に表明した核実験と長距離弾道ミサイル実験の停止について「経済発展と民生の改善、地域の安定に向けたしっかりとした意志の表明を体現している」と称賛し「北朝鮮が朝鮮半島の非核化を堅持していることや米朝の対話による朝鮮半島問題の解決を支持している」と応じた。
新華社によると、金委員長には妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長、李容浩(リ・ヨンホ)外相らが随行した。
トランプ米大統領は8日朝(日本時間8日夜)、自身のツイッターで同日朝に習主席と北朝鮮問題などを巡って協議すると明らかにした。
金委員長の大連訪問を巡っては、韓国の聯合ニュースが8日、複数の北朝鮮消息筋の話として、北朝鮮の首脳レベルの要人が専用機で7日に大連に到着し、中国側と接触したと報道。金委員長の可能性が高いとの情報が広がっていた。大連からの情報によると、金委員長を乗せた北朝鮮の専用機とみられる機体は現地時間8日午後3時20分(日本時間同4時20分)ごろ大連の空港を離陸した。

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