「ＳＭＡＰは中日友好に貢献してくれた」。年内で解散する日本の国民的アイドルグループに対し、駐日中国大使館の報道官を務める張梅参事官は12月の定例記者会見で謝意を述べた。同大使館は26日、ツイッターの公式アカウントに「ありがとう、ＳＭＡＰ」とメンバーが中国を訪れた際の写真を投稿。２万件以上のリツイートを記録していた。
ＳＭＡＰは日中関係が改善に向かった2011年、初の海外公演を北京で開催。来日した温家宝首相（当時）と会談したこともある。自らもファンで個人的に北京公演に足を運んだという張氏は「中国でも人気は高く、会場は熱気にあふれていた」と振り返る。17年は日中国交正常化45周年。ＳＭＡＰなき後、芸能・文化交流の「顔」は誰が担うのだろうか。
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