参議院予算委員会の理事懇談会で、今年度の第３次補正予算案が、２７日、衆議院を通過する見通しとなったことを踏まえ、週明けの３０日と３１日に安倍総理大臣とすべての閣僚が出席して補正予算案の総括質疑を行うことで、与野党が合意しました。 今年度の第３次補正予算案は、衆議院予算委員会で、２７日に締めくくりの質疑と採決が行われたあと、衆議院本会議でも採決が行われることになり、与党などの賛成多数で可決されて参議院に送られる見通しです。 こうした中、参議院予算委員会は、２６日午後、理事懇談会を開き、補正予算案の審議日程を協議した結果、週明けの３０日と３１日の２日間、安倍総理大臣とすべての閣僚に出席を求めて補正予算案の総括質疑を行うことで、与野党が合意しました。 一方、民進党などは、補正予算案の審議中に、文部科学省の天下り問題をめぐる集中審議を行うことや、文部科学省の前川前事務次官を参考人招致することを求めたのに対し、自民党は「党に持ち帰って検討したい」と述べました。
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