安 倍 晋 三 首相は４日、三重県伊勢市で年頭の記者会見に臨み、通常国会の召集日について「２０日から始まる」と明言した。今年の政権運営に関し、「本年も経済最優先。デフレ脱却に向けて金融政策、財政政策、成長戦略の３本の矢を撃ち続けていく」との方針を示した。 首相は天皇陛下の退位について「これからの未来にかけて極めて重い課題であり、決して政争の具にしてはならない」と重ねて指摘。「政治家が良識を発揮しなければならない課題だ」とも述べ、与野党で冷静に議論し、一致点を見いだす必要があるとの認識を示した。 衆院解散・総選挙に関しては、「今年に入って解散の２文字を全く考えたことがない」と強調。その上で、「アベノミクス（のエンジン）をしっかり吹かし、経済を成長させていくことが私たちに与えられた使命だ」と述べ、２０１７年度予算案の早期成立に全力を挙げる考えを表明した。（2017/01/04-15:15）
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