東京都立上野動物園(東京都台東区)は21日、 飼育しているジャイアントパンダの メス「シンシン」 に発情兆候の 変化が認められたため、 22日から展示を中止すると発表した。 オスの 「リーリー」 との 同居準備を行う。
東京都立上野動物園(東京都台東区)は21日、飼育しているジャイアントパンダのメス「シンシン」に発情兆候の変化が認められたため、22日から展示を中止すると発表した。オスの「リーリー」との同居準備を行う。
同園によると、ジャイアントパンダの繁殖期は一般に2月から5月ごろで、この期間中にメスの妊娠の可能性が高まるのは数日間だけという。
シンシンは、15日ごろからリーリーのにおいを気にする様子が見られ始め、その後、鳴き声を発したり、体の一部を冷やしたりするなど発情に関わる行動が見られた。また、尿中ホルモン値の変化などから、発情のピークが近付いていると判断された。今後の観察で、タイミングが合えばリーリーとの同居を試みる。
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