大阪・ 豊中市の 国有地が、 鑑定価格より低い価格で学校法人に売却された問題で、 この 土地で進められている小学校の 建設工事で出たゴミを運び出す作業が…
大阪・豊中市の国有地が、鑑定価格より低い価格で学校法人に売却された問題で、この土地で進められている小学校の建設工事で出たゴミを運び出す作業が、28日から始まりました。 国が去年、大阪の学校法人「森友学園」に売却した豊中市の国有地をめぐっては、土地の鑑定価格が9億5600万円だったのに対し、売却価格は1億3400万円で、国はゴミの撤去費用などとして8億円余りを差し引いたと説明しています。 この土地には、ことし4月の開校を目指して小学校の建設が進められていて、工事で掘り出されたゴミを運び出す作業が28日から始まりました。 作業員はショベルカーを使って、敷地内に積み上げられた土砂から生活ゴミやコンクリートなどの産業廃棄物を分別していきました。 現場から出たゴミについては、一部が埋め戻されているのではないかという指摘があり、28日の作業には豊中市の担当者が立ち会って、作業員から聞き取りをしたり、進み具合を確認したりしていました。 学校法人は、一部のゴミを敷地内に仮置きしただけと説明していて、豊中市は埋め戻しがなかったか、最終的な処分が適正に行われるか、調査することにしています。
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