【ワシントン時事】 トランプ米大統領は１３日、 カナダの トルドー首相とホワイトハウスで初めて会談した。 トランプ氏が掲げた北米自由貿易協定（ＮＡＦＴＡ）再交渉の ほか、 難民受け入れ問題について意見交換する見通し。 トランプ氏が大統領就任後、 外国首脳と会うの はメイ英首相
【ワシントン時事】トランプ米大統領は１３日、カナダのトルドー首相とホワイトハウスで初めて会談した。トランプ氏が掲げた北米自由貿易協定（ＮＡＦＴＡ）再交渉のほか、難民受け入れ問題について意見交換する見通し。トランプ氏が大統領就任後、外国首脳と会うのはメイ英首相、ヨルダンのアブドラ国王、安倍晋三首相に続き４人目。
トランプ氏は「米国第一」の貿易体制を実現するため、カナダ、メキシコと結んだＮＡＦＴＡを見直すと宣言した。カナダは再交渉に応じる構えだが、米国の保護主義的な課税を警戒し、実施された場合は対抗措置を取る意向も示した。
両首脳がＮＡＦＴＡ見直しの方針を確認すれば、再交渉は米国の議会手続きなどを経て５月にも始まる可能性がある。交渉は北米に製造拠点を展開する日本の自動車メーカーの戦略にも影響しそうだ。
一方、トランプ氏が目指す難民受け入れ停止について、トルドー氏は１月末に「信仰に関係なく、迫害やテロ、戦争から逃れた人をカナダは歓迎する」とツイッターに投稿し、多様性重視の政策を続けると強調した。移民、難民対応の違いが浮き彫りになる可能性もある。（2017/02/14-01:28）
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