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務台政務官発言めぐり 自民各派「一層の緊張感を」

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去年、 長靴を持たずに台風の 被災地の 視察に訪れ、 政府職員に背負われて水たまりを渡るなどした内閣府の 務台政務官が、 「長靴業界はだいぶもうかったの …
去年、長靴を持たずに台風の被災地の視察に訪れ、政府職員に背負われて水たまりを渡るなどした内閣府の務台政務官が、「長靴業界はだいぶもうかったのではないか」などと発言したことについて、自民党の各派閥の会合では、より一層の緊張感を持って対応していく必要があるという声が出されました。 この中で、山口元沖縄北方担当大臣は、務台政務官も出席した麻生派の会合で、「長靴が売れようが売れまいが、どっちでもいいことだが、新年度予算をしっかりと執行して、景気をよくしていく必要があるだけに、より一層の緊張感を持って、取り組んでいってもらいたい」と述べました。 また、石破前地方創生担当大臣は、みずからの派閥の会合で、「もう一度、われわれはきちんと襟を正して、聞いている側にどう受け止められるのかということに、常に配慮しなければならない」と述べました。 一方、自民党の茂木政務調査会長は記者団に対し、「務台政務官は、去年の視察の当日も対応が問題になっていた。被害を受けた方に寄り添って、さまざまな対応を進めなければならないのは当たり前で、政務三役についている人間の発言としては、極めて不適切だ」と批判しました。

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