特許庁は１日、 商品やサービスなどに使われる「色彩」 の 商標登録を初めて認めたと発表した。 商標は文字や図形などが一般的だが、 色を加えることで企業が多様なブランド戦略を展開できるようにする狙いがある。 登録を認めたの は、 ト【経済】
特許庁は１日、商品やサービスなどに使われる「色彩」の商標登録を初めて認めたと発表した。 商標は文字や図形などが一般的だが、色を加えることで企業が多様なブランド戦略を展開できるようにする狙いがある。 登録を認めたのは、トンボ鉛筆の消しゴム「ＭＯＮＯ」の青・白・黒と、セブン―イレブン・ジャパンの店舗や商品などに使われている白地にオレンジ・緑・赤の色柄。全国的な認知度や使用期間の長さ、販売量などの実績を考慮して決定した。「色彩」の商標は、色だけではなく商品などに使っている場合に限定して認める。 商標法改正により、２０１５年４月から商標の登録対象に「音」「色彩」「位置」「動き」「ホログラム」が加わった。こうした新たな商標の出願は２月２０日時点で１４９４件ある。登録件数は「色彩」の２件を含めて計２０９件に上る。
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