千葉県松戸市の 市立六実（むつみ）第二小３年、 レェ・ ティ・ ニャット・ リンさん（９）が遺体で見つかってから一夜が明けた２７日、 地域には悲しみが広がった。 リンさんの 自宅近くに住む無職女性（６９）の 小学４年の 孫（１０）は、 ２６日夜にニュースで事件を知った。 ショックを受けた様子で「かわいそう。 怖い」 と話したという。 「今後は１人では遊びに行かせられない」
千葉県松戸市の市立六実（むつみ）第二小３年、レェ・ティ・ニャット・リンさん（９）が遺体で見つかってから一夜が明けた２７日、地域には悲しみが広がった。
リンさんの自宅近くに住む無職女性（６９）の小学４年の孫（１０）は、２６日夜にニュースで事件を知った。ショックを受けた様子で「かわいそう。怖い」と話したという。「今後は１人では遊びに行かせられない」
２７日朝、リンさんが使っていたとみられる通学路では冷たい雨が降る中、県警の捜査員が通行車両を一台一台止めて「不審な車を見ませんでしたか」と聞いていた。
リンさんと同い年の孫がいる男性（７２）は「数カ月前に不審な男を見た。通行人に『なんだ』などと怒鳴っていた」と話す。リンさんと同じ学校に通う娘がいる女性（４２）は「リンさんが行方不明になった日に、学校から保護者向けの一斉メールが来なかった。なぜなのか」といぶかしがった。【橋本利昭、信田真由美、田ノ上達也】
リンさんの遺体が見つかった我孫子市北新田の排水路脇では２７日朝から、千葉県警による検索活動が再開された。雨が強まり、強風が吹くなか、規制線のそばでは早すぎる死を悼んで黄色のスイセンの花を手向ける人の姿もあった。
