南スーダンに派遣されている陸上自衛隊の 部隊を５月末をめどに撤収させるの が決まったことを受け、 自衛隊は、 現地に持ち込んでいる車両の 輸送計画を立…
南スーダンに派遣されている陸上自衛隊の部隊を５月末をめどに撤収させるのが決まったことを受け、自衛隊は、現地に持ち込んでいる車両の輸送計画を立てるなど撤収に向けた調整を始めることにしています。一方、現地では予断を許さない治安情勢が続いていることから残りの期間も隊員の安全確保を徹底しながら活動にあたることにしています。 南スーダンでのＰＫＯ活動には、現在、陸上自衛隊の１１次隊が派遣されていて、青森県の部隊を中心におよそ３５０人の隊員が道路整備などにあたっています。 撤収に向けた調整は、部隊の指揮にあたる陸上自衛隊の中央即応集団司令部を中心に進められることになっていて、現地に持ち込んでいる１８０両ほどの重機や車両の輸送計画や、自衛隊が設置した施設の撤去方法などを検討することになっています。 一方で、自衛隊は、残りのおよそ３か月間も支援活動を確実に進める方針で、現在行っている道路整備などについて一定のめどがつくのは、来月末ごろの見通しだということです。 現地の治安情勢は、自衛隊の宿営地がある首都・ジュバでは、比較的落ち着いていますが、予断を許さない情勢が続いているということで、自衛隊は引き続き、隊員の安全確保を徹底しながら活動にあたることにしています。 政府が南スーダンに派遣している陸上自衛隊の部隊を５月末をめどに撤収させるのを決めたことを受け、自衛隊は、次に派遣する予定だった北海道の部隊の準備訓練を中止しました。
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