旧国鉄時代に製造され、 JR東日本新潟支社に2編成(6両)が残る特急車両「485系R編成」 が19日にラストランを迎えるの を前に、 18日は新潟-酒田駅(山形県酒田市)間で臨時列車が往復運行した。 発着駅の 新潟駅では、 多くの 鉄道ファンが駆け付け、 その 姿をカメラに収めていた。
旧国鉄時代に製造され、JR東日本新潟支社に2編成(6両)が残る特急車両「485系R編成」が19日にラストランを迎えるのを前に、18日は新潟-酒田駅(山形県酒田市)間で臨時列車が往復運行した。発着駅の新潟駅では、多くの鉄道ファンが駆け付け、その姿をカメラに収めていた。
「来た、来た」。同日午後5時半、鉄道ファンで埋め尽くされたホームに車両の姿が見えると、カメラのシャッター音が鳴り始めた。中には「ありがとう!485系」と書かれた垂れ幕を掲げ、写真を撮るファンの姿も。長野県小諸市から訪れたという会社員、菊池忍さん(40)は「日本全国どこでも走っていたとはいえ、無くなるのはさみしい。明日も乗ります」と話していた。
485系は、主に特急列車として全国で使用され、新潟県内では1997年3月から運行を開始。日本海をイメージした淡い青色とエメラルドグリーン色の塗装が特徴で、特急「はくたか」「北越」などとして活躍。2015年の北陸新幹線開業時に特急が廃止されたことなどから運行終了を決めた。
19日のラストランは新潟-直江津駅間を往復する。【後藤結有】
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