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籠池理事長 国有地売却に政治的関与があったと認識

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大阪の 学校法人「森友学園」 の 籠池理事長は、 参議院予算委員会での 証人喚問で、 大阪・ 豊中市の 国有地を鑑定価格より低く購入するなどしたことについて…
大阪の学校法人「森友学園」の籠池理事長は、参議院予算委員会での証人喚問で、大阪・豊中市の国有地を鑑定価格より低く購入するなどしたことについて、関与の度合いには差があるものの、何らかの政治的な関与があったという認識を示しました。 参議院予算委員会で行われている学校法人「森友学園」の籠池理事長の証人喚問では、籠池氏の証言聴取に続いて、質疑にあたる尋問に移り、各会派に先立って、まず山本予算委員長が総括尋問を行いました。 この中で、山本予算委員長は「小学校の認可申請から国有地の買い受け、校舎建設に至る経緯に、政治的な関与があったのかなかったのか」とただしました。 これに対し、籠池氏は「政治的な関与という内容は、あったのだろうと認識している。さまざまな長短があろうと思うが、そのつどそのつど、政治的な関与があったのではないかと思っている」と述べました。 また、籠池氏は、安倍総理大臣の夫人の昭恵氏から寄付金を受け取ったとする時の状況について、「封筒をかばんから出して渡され、私が『これはよいのか』と伝えると、『安倍晋三からです』とおっしゃっていただいた。そのあと、中身を金庫に入れて、後日、すぐ近くの郵便局に行った」と述べました。 そのうえで、籠池氏は、受け取った寄付金を、森友学園の職員が郵便局に持ち込んで振り込む際に、当初は振り込み人を記入する欄に「安倍晋三」と書いていたものの、会計士から不適切だといわれたため、「森友学園」名に修正して振り込んだと証言しました。

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