人気ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」 を運営する「ほぼ日」 が１６日、 東京証券取引所の ジャスダック市場に上場した。 市場では公開価格（２３５０円）の ２倍超まで気配値が上昇したが、 初値が付かなかった。 ほ…
人気ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する「ほぼ日」が１６日、東京証券取引所のジャスダック市場に上場した。市場では公開価格（２３５０円）の２倍超まで気配値が上昇したが、初値が付かなかった。 ほぼ日は、コピーライターの糸井重里氏が社長を務める。２０１７年８月期の売上高は３８億円、営業利益５億円を見込む。９８年から続くウェブサイトの運営に加え、オリジナルの日用雑貨の販売が事業の柱。特に利用者の声を反映した「ほぼ日手帳」が売り上げの７割を占める。 東京証券取引所で記者会見した糸井社長は、「（事業を）始めた時からライバルは米ディズニー。コンテンツや人が集まりたくなるような場をつくりたい。ここからが僕らの本当のスタート」と話した。 上場で得られる６億円超の資金は、新事業を立ち上げるために必要な人件費などに充てる。糸井社長は「株に詳しくない、普通のファミリー層が（株を）持ってくれたらいいなと思う」と話した。
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