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離陸15分以内に異常か=墜落原因究明へ-防災ヘリ9人死亡・長野:

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長野県の 松本市と岡谷市にまたがる鉢伏山(1929メートル)に、 訓練中の 県の 消防防災ヘリコプターが墜落し、 乗っていた消防隊員ら9人全員が死亡した事故で、 ヘリが離陸から約15分の 間に何らかの トラブルを起こした可能性があることが6日、 県への 取材で分かった。 〔写真特
長野県の松本市と岡谷市にまたがる鉢伏山(1929メートル)に、訓練中の県の消防防災ヘリコプターが墜落し、乗っていた消防隊員ら9人全員が死亡した事故で、ヘリが離陸から約15分の間に何らかのトラブルを起こした可能性があることが6日、県への取材で分かった。
〔写真特集〕長野県の防災ヘリが墜落
県警は今後、機体や現場の状況を詳しく調べ、墜落原因の究明を本格化させる。運輸安全委員会の航空事故調査官3人も調査を始める。
県によると、ヘリは5日午後1時半ごろ、松本市の信州まつもと空港を離陸。15分ほどの距離にある同県塩尻市の高ボッチ高原の臨時ヘリポートで搭乗員1人を降ろし、訓練を始める予定だった。
しかし、訓練開始の連絡がなく、同45分から断続的に約40分間、無線で呼び掛けたが応答がないため、県警に通報。県警のヘリが同3時10分ごろ墜落しているのを発見した。
県警によると、ヘリは裏返った状態で大破し、テールローターが折れていた。国土交通省によると、ヘリには飛行データを記録するフライトレコーダーや、パイロットの会話を録音するボイスレコーダーは搭載されていなかった。(2017/03/06-16:27)

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