２７日に栃木県那須町の スキー場付近で、 登山の 講習中の 高校生と教員が雪崩に巻き込まれ、 生徒ら８人が死亡した事故で、 ２９日夜、 亡くなった生徒２人…
２７日に栃木県那須町のスキー場付近で、登山の講習中の高校生と教員が雪崩に巻き込まれ、生徒ら８人が死亡した事故で、２９日夜、亡くなった生徒２人の通夜が営まれました。 このうち、大田原高校の２年生、浅井譲さん（１７）の通夜は、２９日午後６時から那須塩原市内の葬儀場で営まれました。通夜が始まる１時間ほど前から、同級生や友人が次々と訪れ浅井さんの死を悼んでいました。 １年生のときに同じクラスだった男子生徒は「入学したとき、席が前後だったので、最初に仲よくなりました。自分には厳しく、他人には優しい人でした。本当にありがとうと伝えたいです」と話していました。 浅井さんの両親の友人だという４８歳の男性は、「ご両親はとても気落ちされている様子でした。私も親ですが、突然自分の子どもを奪われることは耐えられないというか、その思いは、はかりきれないと思います」と話していました。 また、同じく大田原高校の２年生、鏑木悠輔さん（１７）の通夜は、那須町の葬儀場で営まれ、親族や同級生が次々と訪れていました。同級生などによりますと、鏑木さんはスポーツが得意で、中学時代は野球部と駅伝部に所属し、明るい人柄でみんなを盛り上げるムードメーカーだったということです。
