北朝鮮北東部の 豊渓里にある核実験場の 様子を16日に映した衛星画像に、 米朝間の 緊張の 高まりから予想された地下核実験の 準備風景ではなく、 バレーボールに興じる人々の 姿が映されていたことが分かり、 核実験が近いとみている米国の 専門家の 間に驚きが広がった。 ワシントンに拠点をおく独立の 北朝鮮監視団体「38ノース」 の 専
[ワシントン 18日 ロイター] – 北朝鮮北東部の豊渓里にある核実験場の様子を16日に映した衛星画像に、米朝間の緊張の高まりから予想された地下核実験の準備風景ではなく、バレーボールに興じる人々の姿が映されていたことが分かり、核実験が近いとみている米国の専門家の間に驚きが広がった。 ワシントンに拠点をおく独立の北朝鮮監視団体「38ノース」の専門家Joe Bermudez氏は「主要管理区域、サポート区域および司令センターとその付近の警備小屋で、バレーボールの試合が行われていた」と述べた。そのうえで、実験施設が「待機状態」に入った可能性と、監視のかく乱を狙った可能性の二つが考えられると述べた。 さらに同氏は、16日の映像には鉱山車両からの小規模な荷卸しを示唆する場面が映っており、トンネル掘削作業が行われている兆候と考えられるが、核実験に使用される坑道からの活発な排水は行われていなかったと説明した。 ワシントンに拠点をおく独立の北朝鮮監視団体「38ノース」の専門家Joe Bermudez氏は「主要管理区域、サポート区域および司令センターとその付近の警備小屋で、バレーボールの試合が行われていた」と述べた。そのうえで、実験施設が「待機状態」に入った可能性と、監視のかく乱を狙った可能性の二つが考えられると述べた。 さらに同氏は、16日の映像には鉱山車両からの小規模な荷卸しを示唆する場面が映っており、トンネル掘削作業が行われている兆候と考えられるが、核実験に使用される坑道からの活発な排水は行われていなかったと説明した。