小学校の 保護者会会長の 死体遺棄容疑逮捕を受けて 千葉県松戸市立六実(むつみ)第二小3年だったレェ・ ティ・ ニャット・ リンさん(9)=ベトナム国籍=の 遺体が見つかった事件で、 同小の 保護者会会長で自称不動産賃貸業、 渋谷恭正(やすまさ)容疑者(46)が死体遺棄容疑で逮捕されたことを受け、 同小学校で16日、 学校から保護者への 説明会が開かれた。
千葉県松戸市立六実(むつみ)第二小3年だったレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)=ベトナム国籍=の遺体が見つかった事件で、同小の保護者会会長で自称不動産賃貸業、渋谷恭正(やすまさ)容疑者(46)が死体遺棄容疑で逮捕されたことを受け、同小学校で16日、学校から保護者への説明会が開かれた。
非公開だったが、市によると保護者172人が参加。伊東隆志校長は「学校としてもショックを受けている。一日も早く、正常な教育活動ができるようにしていく」と述べた。児童の心をケアするため、平日の午前9時半~午後4時にスクールカウンセラーを常駐させ、安全対策としてGPS(全地球測位システム)付き携帯電話を児童が持ち込むのを許可することなども説明した。
また、同小の保護者会「二小会」の副会長は、今後について「新旧役員が協力し、今後も二小会の活動を続けていく」と表明したという。質疑応答の時間が設けられたが質問は一つも出ず、約18分で終了した。
参加した30代の男性会社員は「見守りボランティアをしていた人が逮捕されたが、ボランティアの協力がないと何もできない。今後もボランティアで子供の安全を守っていくしかない」と語った。別の男性(42)は「複雑な気持ちだが、容疑者が逮捕され少し安心できた」と話した。
【橋口正】
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