Start Japan Japan — in Japanese 核兵器禁止条約 次回の交渉で採択目指す

核兵器禁止条約 次回の交渉で採択目指す

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ニューヨークの 国連本部で行われていた核兵器を法的に禁止する条約の 第1回の 交渉が終了し、 議長国の コスタリカは、 6月から7月にかけて行われる次回…
ニューヨークの国連本部で行われていた核兵器を法的に禁止する条約の第1回の交渉が終了し、議長国のコスタリカは、6月から7月にかけて行われる次回の交渉で条約案を採択する方針を示しました。しかし、交渉には核保有国が参加しておらず、世界の核軍縮が前に進むかどうかは、核保有国の今後の出方にかかっています。 核兵器を法的に禁止する条約の交渉はオーストリアなど核兵器を保有しない国が提案し、去年、国連で採択された決議に基づいて第1回の交渉が今週行われ、現地時間の31日終了しました。 交渉には115か国が参加し、議長を務めたコスタリカのホワイト軍縮大使は、核兵器を禁止するための法的枠組みや範囲、手段について生産的で建設的な議論ができたと評価しました。 そのうえで、「次回の交渉期限の7月7日までに条約案を採択することを目指す」と述べ、6月から7月にかけて行われる次回の交渉で条約案を採択する方針を示しました。また、国連は「今回の交渉では核兵器を違法化するための議論が行われた。廃棄プロセスについては今後の交渉に委ねる」とする声明を発表しました。 今回の交渉には、アメリカ、ロシアなどの核保有国をはじめ、唯一の戦争被爆国として核保有国と非保有国の橋渡しの役割を果たしたいとしてきた日本も、核軍縮は段階的に進めるべきだとして参加しておらず、停滞する世界の核軍縮が前に進むかどうかは、核保有国の今後の出方にかかっています。

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