総務省が２８日発表した３月の 全国消費者物価指数（ＣＰＩ、 ２０１５年＝１００）は、 価格変動の 大きい生鮮食品を除く総合指数が９９．８となり、 前年同月比０．２％上昇した。 原油高に伴うエネルギー価格の 上昇を受け、 ３カ月連続の プラスとなった。 ３月の 家計の 消費支出は、 物
総務省が２８日発表した３月の全国消費者物価指数（ＣＰＩ、２０１５年＝１００）は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が９９．８となり、前年同月比０．２％上昇した。原油高に伴うエネルギー価格の上昇を受け、３カ月連続のプラスとなった。３月の家計の消費支出は、物価変動の影響を除いた実質で１．３％減と、１３カ月連続で前年を下回った。 消費者物価を項目別に見ると、ガソリンを中心にエネルギーが３．９％上昇した。生鮮食品を除く食料は０．７％上昇。家庭用耐久財はエアコンの新製品の売れ行きが鈍く１．６％下落した。テレビなど教養娯楽用耐久財は４．６％下がった。
生鮮食品とエネルギーを除く総合は０．１％下落し、１３年７月以来、３年８カ月ぶりにマイナスとなった。一部で実施された携帯電話機の値引きキャンペーンが響いた。生鮮食品などを含めた全体は０．２％上昇。生鮮食品を除く総合の１６年度平均は前年度比０．２％下落した。（2017/04/28-10: 25） 関連ニュース
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