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雪崩事故 樹木少ない場所で巻き込まれたか

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栃木県那須町の スキー場付近で登山の 訓練中の 高校生らが雪崩に巻き込まれ8人が死亡した事故で、 亡くなった生徒らは樹木が少なくなる標高まで登り、 そ…
栃木県那須町のスキー場付近で登山の訓練中の高校生らが雪崩に巻き込まれ8人が死亡した事故で、亡くなった生徒らは樹木が少なくなる標高まで登り、そこで雪崩に巻き込まれた可能性があることが、救助隊などへの取材でわかりました。身を隠す場所がないまま雪崩に襲われたと見られ、警察は、訓練の地点が適切だったのか調べています。 先月27日の朝、栃木県那須町のスキー場付近で、登山の訓練を受けていた7つの高校の山岳部の生徒らが雪崩に巻き込まれ、大田原高校の生徒ら8人が死亡し、40人がけがをしました。 生徒たちは5つの班に分かれて雪をかき分けて進むラッセルの訓練をしていて雪崩に巻き込まれ、8人が亡くなった1班は最も標高の高い所にいたと見られていますが、1班は、木が生えている樹林帯の最上部付近の木が少なくなっている所まで登っていたことが、救助隊などへの取材でわかりました。この付近の標高は1300メートル以上とみられ、周囲の木は少なく、身を隠す場所がないまま雪崩に襲われた可能性があるということです。 警察の現場検証では、雪崩は茶臼岳の「天狗鼻」と呼ばれる付近で発生し、少なくとも長さ160メートルにわたって流れ下ったことがわかっています。警察は、訓練を行った地点が適切だったのか調べています。

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