ギャラリーを笑顔で魅了し、 「スマイル・ クイーン」 の 愛称を持つキム・ ハヌル。 その ラウンドは堅実その もの だった。 初日で７４と出遅れたが、 ２日目に６６、 ３日目に７０とスコアをつくって波に乗り、 単独首位で迎えた最終日も自分の プレーを貫いた。 連覇を狙うトンプソン、 若
ギャラリーを笑顔で魅了し、「スマイル・クイーン」の愛称を持つキム・ハヌル。そのラウンドは堅実そのものだった。 初日で７４と出遅れたが、２日目に６６、３日目に７０とスコアをつくって波に乗り、単独首位で迎えた最終日も自分のプレーを貫いた。連覇を狙うトンプソン、若い川岸との最終組。飛ばし屋のティーショットを尻目に「のみ込まれないように自分の飛距離でやれれば」と言い聞かせ続けたという。 どのホールもグリーンは小さく、傾斜がきつかった。「後ろにこぼれると難しくなるから手前から攻めた」。３、５番で２メートル、４番で７メートルに寄せて３連続バーディーと加速。首位を守って前半を折り返すと、２位と３打差で迎えた１７番パー５では２打目で８メートルに乗せ、２パットのバーディーで勝利を手中にした。２日目以降の５４ホールでは、１３バーディー。ボギーはこの日の二つだけだった。 イ・ボミと同じ２８歳。韓国で２年連続賞金女王となり、日本ツアーに参戦した２０１５年から勝利を重ねた。昨年はツアー選手権など２勝を挙げて賞金４位。今季は２週連続優勝でランキング１位に立った。秋の日本女子プロ選手権はメジャー３連勝が懸かり、賞金女王へ「最後まで頑張ってみたい」。韓国出身の新たなヒロインが、輝き始めている。（2017/05/07-17: 52） 関連ニュース
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