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中国国産の新ジェット旅客機 初飛行

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中国が国家プロジェクトとして開発した新たなジェット旅客機が5日、 初飛行を行い、 今後、 需要が拡大する国内市場に加え、 国外の 市場に向けても売り込…
中国が国家プロジェクトとして開発した新たなジェット旅客機が5日、初飛行を行い、今後、需要が拡大する国内市場に加え、国外の市場に向けても売り込みを進めていくものと見られます。 初飛行を行ったのは、中国の国有企業「中国商用飛行機」が2008年から開発を進めるジェット旅客機、C919型機です。 全長はおよそ39メートル、座席数は158席から174席で5日午後、上海の国際空港、浦東空港で大勢の人が見守る中、離陸しました。旅客機は1時間20分近くにわたって飛行したあと着陸し、中国のメディアは「歴史的な瞬間だ」などと伝えました。 中国は国家プロジェクトとして国産旅客機の開発を進めていて、去年6月には、初の国産の小型ジェット機を国内線で就航させています。 C919型機は市場で大きなシェアを握るボーイング737型機や、エアバスのA320型機と競合することになり、これまでに中国企業を中心に23社から570機を受注し、中には外国企業も数社含まれているとしています。 今後、国外への販売については欧米などで機体の安全性能を証明する「型式証明」を取得できるかどうかなど課題もありますが、国有企業では、需要が拡大する国内市場のほか、国外の市場にも売り込みを進めていくものと見られます。

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