フランス大統領選挙の 決選投票が日本時間の 午後３時から始まり、 政府は警察官や軍の 兵士などおよそ７万人態勢で、 テロへの 警戒にあたることにしていま…
フランス大統領選挙の決選投票が日本時間の午後３時から始まり、政府は警察官や軍の兵士などおよそ７万人態勢で、テロへの警戒にあたることにしています。 フランス大統領選挙は７日、ＥＵ＝ヨーロッパ連合との関係強化を訴える中道で無所属のマクロン候補と、ＥＵに反対する極右政党の国民戦線のルペン候補の２人による決選投票が行われます。 投票は日本時間の午後３時に、フランス全土のおよそ６万７０００か所の投票所で一斉に始まります。 選挙戦の最終日となった５日には、パリの観光名所のエッフェル塔に国際的な環境保護団体のメンバーが大きな垂れ幕を掲げる騒ぎがあり、全土で非常事態宣言が続く中で、警備が不十分だったことが露呈しています。 政府は警察官や軍の兵士、民間の警備員など、およそ７万人を動員して、各地の投票所などでテロへの警戒に当たることにしています。 一方、同じ５日には、マクロン氏の陣営が大規模なハッキングを受けて内部資料が流出し、偽の情報も混在してインターネット上に出回っていることが明らかになりました。これについて、マクロン氏への支持を表明しているオランド大統領は６日、ＡＦＰ通信に「必ず解明する」と述べ、詳しい調査を行う考えを示しました。 投票は日本時間の８日午前３時まで行われ、即日開票されて、８日未明には大勢が判明する見通しです。
