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女子生徒解放はボコ・ハラム幹部釈放と交換

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【ヨハネスブルク小泉大士】 西アフリカの ナイジェリア政府は6日、 イスラム過激派ボコ・ ハラムが3年前に拉致した女子生徒200人以上の うち、 82人が解放されたと発表した。 治安当局に拘束されていたボコ・ ハラム幹部2人の 釈放と引き換えに、 生徒の 身柄が引き渡されたという。
【ヨハネスブルク小泉大士】西アフリカのナイジェリア政府は6日、イスラム過激派ボコ・ハラムが3年前に拉致した女子生徒200人以上のうち、82人が解放されたと発表した。治安当局に拘束されていたボコ・ハラム幹部2人の釈放と引き換えに、生徒の身柄が引き渡されたという。
発表によると、治安当局のほか、スイス政府や赤十字国際委員会(ICRC)、国内外の非政府組織(NGO)が解放交渉に関わった。解放された女子生徒は7日にブハリ大統領と面会し、医師の診察を受けた後で家族と再会する見通し。
ボコ・ハラムは2014年4月、北東部ボルノ州チボクの学校から276人の女子生徒を拉致し、「奴隷として売り飛ばす」と脅したことから、救出を求める国際世論が高まっていた。拉致された生徒のうち、57人は直後に自力で脱出し、昨年10月にもボコ・ハラムとの交渉の末に21人が解放されたが、110人以上の行方が分かっていない。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、ボコハラムは14年以降、2000人以上の少女や女性を拉致してきた。連れ去った少女らに対し、戦闘員との結婚や自爆テロを強制しているとみられている。

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