学校法人「加計学園」 の 獣医学部新設問題をめぐる与野党の 攻防が25日、 激化した。 文部科学省の 前川喜平前事務次官が新設を「総理の 意向」 と記した文書の 存在を明言。 野党は同氏の 国会招致を要求し、 攻勢を強めた。 「怪文書」 との 立場を崩さない政権側は守勢に立たされた。 〔写
学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐる与野党の攻防が25日、激化した。文部科学省の前川喜平前事務次官が新設を「総理の意向」と記した文書の存在を明言。野党は同氏の国会招致を要求し、攻勢を強めた。「怪文書」との立場を崩さない政権側は守勢に立たされた。
〔写真特集〕「加計学園」問題
前川氏は25日、東京都内で記者会見。内閣府が文科省に獣医学部の早期開学を促したことなどを記した内部文書の存在を明言し、証人喚問に応じる意向も示した。 文書の「存在」が発覚したのは17日。民進党が衆院文科委員会で取り上げた。 菅 義 偉 官房長官は「怪文書みたいな文書で、出所も明確ではない」と断じ、 松 野 博 一 文科相も「文書の存在は確認できなかった」と幕引きを図ろうとした。 そうした中、一部週刊誌が前川氏の「文書は本物」との証言を報道。25日の前川氏の会見内容も政権側の主張と明らかに食い違い、同氏の証言の信ぴょう性が焦点に急浮上した。(2017/05/25-19: 16) 関連ニュース
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