【ワシントン共同】 トランプ米大統領は1日、 190カ国以上が参加する地球温暖化防止の 枠組み「パリ協定」 から米国が離脱すると表明した。 世界第2位の 温室効果ガス排出国である米国の 離脱は協定の 実効性を損なうことになり、 国際的な温暖化対策への 大きな打撃となる。 「経済活動を…
【ワシントン共同】トランプ米大統領は1日、190カ国以上が参加する地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」から米国が離脱すると表明した。世界第2位の温室効果ガス排出国である米国の離脱は協定の実効性を損なうことになり、国際的な温暖化対策への大きな打撃となる。「経済活動を圧迫する」と協定離脱を主張してきたトランプ氏は、公約の実現をアピールし支持率回復を図る。 米国内の雇用促進や化石燃料産業の振興を優先するトランプ政権は、既に国内の温暖化対策の見直しに着手しており、温暖化防止に逆行する姿勢がより鮮明となった。