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飛んできた車、運転手「とっさの判断」 バス側死者なし

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愛知県新城市の 東名高速で起きた観光バスと乗用車の 衝突事故で、 乗用車は中央分離帯を乗り越えて空中にジャンプし、 バスの 正面上部に激しくぶつかっていた。 バスの 乗員乗客計47人に重傷者は出たが、 死者はいなか…
愛知県新城市の東名高速で起きた観光バスと乗用車の衝突事故で、乗用車は中央分離帯を乗り越えて空中にジャンプし、バスの正面上部に激しくぶつかっていた。バスの乗員乗客計47人に重傷者は出たが、死者はいなかった。バスのドライブレコーダーには、衝突直前に左に急ハンドルを切って回避するバス運転手の映像が残っていた。バス会社の社長は「とっさの判断が幸いしたのでは」と話す。 バスは愛知県豊橋市の東神観光が運行し、同県豊川市の乗客44人が山梨県のサクランボ狩りに向かうツアーだった。 高速道路上の「正面衝突」で、相対速度は時速200キロ近い。バス会社の斎藤雅宣社長(56)は、それでもバス側の被害が比較的少なかった理由について「左にハンドルを切り、バスの骨組み部分と車が衝突したためでは」と見る。また、運転手はブレーキを目いっぱいかけていたといい、斎藤社長は「運転手の対応が的確だった思う」と話した。

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