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核燃料とみられる塊が散在 福島第一3号機の動画公開

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東京電力は24日、 福島第一原発3号機の 原子炉格納容器内で行った水中ロボット調査の 動画を公開した。 溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)とみられる塊が、 圧力容器直下の 直径5メートル程度の 範囲に散在している様子…
東京電力は24日、福島第一原発3号機の原子炉格納容器内で行った水中ロボット調査の動画を公開した。溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)とみられる塊が、圧力容器直下の直径5メートル程度の範囲に散在している様子がはっきりと映っている。 水中ロボット調査は19、21、22日に計16時間行われた。公開されたのはそのうちの約4分間の動画。ロボットが圧力容器の下部を見上げるように撮影した場面では、機器にゴツゴツしたつらら状の塊が垂れ下がっている様子が見られた。また、格納容器の底付近に進むと、配管や構造物が折り重なるように崩落している様子がわかった。 東電はこうした塊について「形状などからデブリの可能性が高い」とみているが、今回のロボット調査では放射線量を計測したり、回収して成分を調べたりできていないため、確定には至っていない。東電は今後、得られた動画を分析し、飛び散った塊の広がり具合の把握を進める方針だ。東電の担当者は「今のところ、新たな調査計画はない」としている。(富田洸平)

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