フィギュアスケートの ２０１０年バンクーバー五輪女子銀メダリストで今年４月に現役を引退した浅田真央さん（２６）が２９日、 大阪市内で自身が座長を務めるアイスショー「ザ・ アイス」 に出演し、 引退後初めての 演技を披露した。 浅田さんが氷上で演じるの は、 昨年１２月の 全日本選手権以来約７カ月ぶり。
フィギュアスケートの２０１０年バンクーバー五輪女子銀メダリストで今年４月に現役を引退した浅田真央さん（２６）が２９日、大阪市内で自身が座長を務めるアイスショー「ザ・アイス」に出演し、引退後初めての演技を披露した。浅田さんが氷上で演じるのは、昨年１２月の全日本選手権以来約７カ月ぶり。
浅田さんの引退後初のアイスショーとあってチケットは完売、会場は約８０００人の観客で埋め尽くされた。１０年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔さんが、浅田さんが１４年ソチ五輪フリーで滑り、自身も０６年トリノ五輪のフリーで使ったラフマニノフ作曲の「ピアノ協奏曲第２番」を演じたのをはじめ、各スケーターが浅田さんの過去のプログラム曲を熱演。浅田さんも現役最後のシーズンのプログラムや、二つの新演目を披露し、これまで応援してくれたファンや支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを表現した。
浅田さんは「すごく緊張してしまい、思うように滑れなかったけど、たくさんの方やスケーターが来てくれてうれしい」と満面の笑み。注目される今後については「このショーが終わってからが本当の新たなスタート。これから考えたい」と述べるにとどめた。【福田智沙】
