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福岡 約300人の住民が孤立状態(7日午後10時)

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記録的な豪雨となった福岡県と大分県では、 道路が寸断されるなどして孤立する地区が出ていて、 孤立状態にある人は3つの 市と村で少なくともおよそ30…
記録的な豪雨となった福岡県と大分県では、道路が寸断されるなどして孤立する地区が出ていて、孤立状態にある人は3つの市と村で少なくともおよそ300人となっています。このうち、福岡県朝倉市では8日にも全員の救助が完了する見通しとなりました。 福岡県では、東峰村の各地で山の斜面が崩れるなどして道路が寸断され、村によりますと、8日午後8時現在、栗松地区の51世帯142人、岩屋地区の42世帯115人、竹地区の11世帯56人の合わせて104世帯313人が孤立状態になっているということです。 また、朝倉市では7日午後5時時点のまとめで、佐田地区で90人、黒川地区で54人、杷木地区で8人、松末地区で2人の合わせて154人が孤立した状態で、救助を希望していましたが、自衛隊や警察、消防が救助活動を進めた結果、7日夜までに杷木志波地区に住む男性1人を除いて救助を終えたということです。市によりますと、8日に自衛隊のヘリコプターでこの男性を救助する予定で、全員の救助が完了する見通しとなりました。 一方、大分県では7日午後5時の時点で、日田市の北部の3つの地区の一部が孤立状態となっています。 孤立状態が続いているのは、小野地区の殿町と源栄町、鈴連町の一部、大鶴地区の上宮町と鶴城町、東有田地区の東羽田町の一部です。市の災害対策本部は、詳しい世帯数や人数は把握できていないということです。 これらの集落の中には、停電で電話が通じなくなっているところもあるということで、日田市は孤立状態の長期化を避けるため、警察や消防、自衛隊と協力して道路の復旧や救助作業を進めています。

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