九州北部豪雨で大きな被害が出た福岡県朝倉市には２３日、 夏休み中の 高校球児が駆けつけ、 浸水の 被害を受けた住宅で土砂を運び出す作業を手伝っていま…
九州北部豪雨で大きな被害が出た福岡県朝倉市には２３日、夏休み中の高校球児が駆けつけ、浸水の被害を受けた住宅で土砂を運び出す作業を手伝っていました。 朝倉市の災害ボランティアセンターには２３日午前１０時の時点で、社会人や高校生などおよそ１１００人が集まりました。 このうち、土砂が床上１メートル５０センチほどまで堆積した朝倉市杷木の住宅には、県立浮羽究真館高校の野球部員およそ３０人が駆けつけ、シャベルで土砂を掘って台車に載せて運び出す作業を手伝っていました。 ボランティアを依頼したこの家の７０代の女性は「とても助かっています。若い子たちに手伝ってもらえると力強いです」と話していました。 朝倉市杷木の高校２年の男子生徒は「地元がこのような被害を受けるなんて信じられません。少しでも力になれればうれしいです」と話していました。
