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1人心肺停止、22人安否不明 福岡・大分

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記録的な大雨となった九州北部地方は6日も梅雨前線が停滞し局地的な大雨が続いた。 大分県日田市で土砂崩れに巻き込まれた男性1人が心肺停止、 女性2人が全身を打撲した。 福岡県朝倉市杷木地区でも1人の 遺体が見つかったとの 情報がある。 行方・ 安否不明情報は6日午前10時現在で、 福岡県11人、 大分県11人の 計22人となった。 河川氾濫などが相次いだ福岡県朝倉市では陸上自衛隊が孤立した被災者の 救助を始めた。
記録的な大雨となった九州北部地方は6日も梅雨前線が停滞し局地的な大雨が続いた。大分県日田市で土砂崩れに巻き込まれた男性1人が心肺停止、女性2人が全身を打撲した。福岡県朝倉市杷木地区でも1人の遺体が見つかったとの情報がある。行方・安否不明情報は6日午前10時現在で、福岡県11人、大分県11人の計22人となった。河川氾濫などが相次いだ福岡県朝倉市では陸上自衛隊が孤立した被災者の救助を始めた。
6日午前7時50分までの24時間降水量は福岡県朝倉市542ミリ、大分県日田市367.5ミリで観測史上最高を記録した。午前9時までの24時間降水量は大分県中津市で291.5ミリ、佐賀県白石町でも255.5ミリを観測した。
各県によると、行方・安否不明者は福岡県では飯塚市2人、朝倉市1人、桂川町3人、東峰村5人。大分県の11人はいずれも日田市内。福岡県によると、朝倉市で5日に道路パトロール中に行方不明になっていた県職員の男性3人とは6日朝に連絡が取れた。けがはないという。日田市によると、5日に市内で軽トラックから脱出すると電話した後、連絡がつかなくなっていた男性1人も無事が確認された。
気象庁が5日に発表した大雨特別警報は、6日未明に福岡県南部が追加され、福岡、大分両県の計32市町村で継続。土砂災害や河川氾濫(はんらん)の危険が高まっている。
毎日新聞の調べでは、6日午前8時現在、福岡、大分、熊本県の10市町村の計約45万人に避難指示が出されている。福岡県内では4棟が全壊、床上浸水が15棟など被害が広がっている。大分県内では家屋全壊や床上浸水などの住宅被害が9件あった。
多くの地割れが拡大を続けて地滑り被害が懸念されている大分県豊後大野市朝地町綿田でも大雨が降ったが、地割れ拡大のスピードに大きな変化はないという。
交通網も乱れJR九州によると、久大線は日田(大分県日田市)-善導寺(福岡県久留米市)で運転を見合わせた。日田市内の花月川橋梁(きょうりょう)が流失しており「復旧にはかなりの時間を要する」としている。西鉄天神大牟田線も柳川(福岡県柳川市)-大牟田(同県大牟田市)で始発から運転を見合わせている。
西日本高速道路によると、大分道はのり面の崩落で5日夕から甘木インターチェンジ(IC)-玖珠ICで上下線とも通行止め。九州道の久留米IC-植木IC▽長崎道の多久IC-嬉野IC、武雄ジャンクション-武雄南ICも上下線通行止めとなった。【蓬田正志、池内敬芳、青木絵美】

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