北朝鮮が先にグアム島周辺に向けた弾道ミサイルの 発射計画を検討していると発表する中、 安倍総理大臣はアメリカの トランプ大統領と電話で会談しました…
北朝鮮が先にグアム島周辺に向けた弾道ミサイルの発射計画を検討していると発表する中、安倍総理大臣はアメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。会談後、安倍総理大臣は記者団に対し、ミサイルの発射を強行させないことが重要だという認識で一致したことを明らかにしたうえで、国民の安全確保に最善を尽くす考えを強調しました。 安倍総理大臣は北朝鮮が先にグアム島周辺に向けた弾道ミサイルの発射計画を検討していると発表する中、15日午前10時半ごろからおよそ30分間、アメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。 このあと、安倍総理大臣は総理大臣官邸で記者団に対し、「現下の北朝鮮情勢について率直に意見交換した。北朝鮮によるグアムへの弾道ミサイル発射予告は、地域の緊張状態をかつてなく高めている」と指摘しました。 そのうえで、安倍総理大臣は「トランプ大統領の同盟国の安全に対するコミットメントを高く評価している。日米、そして日米韓で緊密に連携をとりながら、中国、ロシアをはじめ国際社会と協力して、何よりも北朝鮮にミサイル発射を強行させないことが最も重要だとの認識で一致した」と述べました。 そして、安倍総理大臣は「あらゆる事態に備え、強固な日米同盟のもと、高度な警戒監視態勢とミサイル防衛態勢をとり、国民の安全を守るために最善を尽くしていく」と述べました。