Start Japan Japan — in Japanese 東証前引け 続落、北ミサイル列島通過でリスク回避

東証前引け 続落、北ミサイル列島通過でリスク回避

257
0
TEILEN

29日午前の 東京株式市場で日経平均株価は続落した。 前日比118円95銭(0.61%)安の 1万9330円95銭で前場を終えた。 北朝鮮が早朝に弾道ミサイル1発を発射し、 日本列島上空を通過した。 北朝鮮情勢
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落した。前日比118円95銭(0.61%)安の1万9330円95銭で前場を終えた。北朝鮮が早朝に弾道ミサイル1発を発射し、日本列島上空を通過した。北朝鮮情勢の緊迫化への警戒感から運用リスクを回避する売りが広がった。外国為替市場で円高・ドル安が進んだことも重荷となった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。 北朝鮮は9月9日に建国記念日を迎え、地政学リスクへの懸念が強まっている。朝方は海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家の売りが下げを主導した。日経平均の下げ幅は約170円に広がる場面があった。ただ、売り一巡後は一部の国内機関投資家や個人投資家から押し目買いが入って下げ幅を縮小した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9191億円、売買高は7億4885万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1178と、全体の58.3%を占めた。値上がりは687、変わらずは146銘柄だった。 ファストリ や ソフトバンク など値がさ株の下げが大きかった。金利低下を背景に T&D や 第一生命HD 、 三菱UFJ などの金融株も下落した。 イオン や 村田製 、 スズキ が安い。 任天堂 や 富士通 、 日電産 も売られた。一方、 味の素 や アサヒ 、 資生堂 の上げが目立った。 JFE や 第一三共 が高く、 日立 や OLC が上昇した。 石川製 など防衛関連銘柄の一角にも買いが集まった。 東証2部株価指数は反落。 シャープ や リミックス が下げ、 フュトレック や 黒谷 が上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

Continue reading...