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臍帯血無届け投与で逮捕=販売業者や医師ら6人-初の立件・愛媛県警など

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東京や大阪などの クリニックが他人の 臍帯(さいたい)血を無届けで患者に投与していた問題で、 愛媛県警などの 合同捜査本部は27日、 再生医療安全性確保法違反の 疑いで、 臍帯血の 販売業者や医師ら6人を逮捕した。 捜査本部は6人の 認否を明らかにしていない。 同法違反での 立件は
東京や大阪などのクリニックが他人の臍帯(さいたい)血を無届けで患者に投与していた問題で、愛媛県警などの合同捜査本部は27日、再生医療安全性確保法違反の疑いで、臍帯血の販売業者や医師ら6人を逮捕した。捜査本部は6人の認否を明らかにしていない。同法違反での立件は全国初。 逮捕されたのは、茨城県つくば市の販売業者「ビー・ビー」の代表取締役篠崎庸雄(52)=同市研究学園=、妻の無職信子(50)=同=、同社が転売した京都、福岡両府県の医療関係先の責任者をそれぞれ務めるなどしていた一般社団法人「さい帯血協会」理事坪秀祐(60)=大津市真野=、無職井上美奈子(59)=福岡市西区西の丘=、実際に無届けで投与した「表参道首藤クリニック」院長の医師首藤紳介(40)=東京都品川区上大崎=の各容疑者ら。 逮捕容疑では、篠崎、首藤両容疑者らは昨年7月から今年4月ごろ、厚生労働相に第一種再生医療等提供計画を提出せずに、6回にわたり4人に対し、東京都渋谷区の同クリニックで臍帯血を移植した疑い。また、篠崎、坪両容疑者らは昨年2月から今年4月ごろにも、大阪市や京都市の医療施設で、計3人に対し臍帯血を移植した疑い。 臍帯血は、へその緒や胎盤に含まれる血液。さまざまな細胞のもとになる幹細胞が豊富で、白血病治療などに使われる。投与に使われた臍帯血は、2009年に経営破綻したつくば市の民間臍帯血バンクから流出した。 厚労省は今年5~6月、松山市や東京、大阪、福岡3都府県のクリニックなどに立ち入り検査を行い、12医療機関に投与の一時停止を命じた。健康被害は確認されていないという。(2017/08/27-16: 52) 関連ニュース
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