１２日の 東京株式市場は、 北朝鮮情勢への 警戒感がひとまず後退したことや円安傾向が買い材料となり、 日経平均株価（２２５種）は大幅続伸した。 終値は前日比２３０円８５銭…
１２日の東京株式市場は、北朝鮮情勢への警戒感がひとまず後退したことや円安傾向が買い材料となり、日経平均株価（２２５種）は大幅続伸した。終値は前日比２３０円８５銭高の１万９７７６円６２銭。１２日までの２日間の上げ幅は５００円を超え、８月８日以来約１カ月ぶりの高値を付けた。 東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は１５．１９ポイント高の１６２７．４５。出来高は約１６億５４００万株。 国連安全保障理事会が北朝鮮への石油輸出を制限する制裁強化決議を全会一致で採択し、安心感を誘った。全面禁輸を目指した日米は譲歩したが、米朝の衝突懸念が薄れ、中国やロシアとも一定の協調を確立できたとの見方が広がった。 米ハリケーン被害が予想より小さいとの観測が強まり、安全資産とされる米国債を売って株式投資に資金を回す米国市場の動きが東京市場に波及した。
