神戸製鋼所(5406)は13日、 公表済みの アルミ・ 銅事業での データ改ざんに加え、 新たに9つの 製品について不適切行為を確認したと発表した。 主力製品である線材などの 鉄鋼事業でも不正を確認し、 ステンレス鋼
記者会見する神戸製鋼所の川崎会長兼社長(13日午後、東京都港区) 神戸製鋼所 (5406)は13日、公表済みのアルミ・銅事業でのデータ改ざんに加え、新たに9つの製品について不適切行為を確認したと発表した。主力製品である線材などの鉄鋼事業でも不正を確認し、ステンレス鋼線や特殊鋼では試験結果を書き換えていたほか、鋼線では顧客と交わした検査の一部を実施していなかった。銅管やアルミ合金線などでも新たに不正が見つかった。中国やマレーシアなど海外で生産した製品も含まれる。 線材では顧客とともに製品の品質を巡る検証を終了。安全性について問題ないことを確認し、現時点で追加の費用発生を見込んでいないという。〔日経QUICKニュース(NQN)〕