「ローソン」 無人レジ導入へ:コンビニエンスストアでも、 スマホを活用した新たな動きが出ている。 …
コンビニエンスストアでも、スマホを活用した新たな動きが出ている。 人がいない状態のレジだが、スマートフォンのアプリを使えば、商品のバーコードを読み取るだけで、決済ができる。 そして、表示されたバーコードを、タブレットにかざすだけで、決済から退店まで行うことができる。 コンビニ大手のローソンが、無人レジやAIなど、最新技術を集めた実験施設を、報道陣に公開した。 ある商品には、電子タグが埋め込まれていて、専用のバッグに入れて、ゲートを通るだけで、レジを通らずに買い物することができる。 決済ゲートの秘密は、「ICタグ」。 無線で情報を読み取って、瞬時に決済することができる。 さらに、ある商品棚は、商品を手に取ると、センサーが感知して、商品情報が表示された。 商品の情報をすぐさま表示し、気になるカロリーもすぐにわかる。 ローソンが、技術研究を加速させるわけは。 ローソン・竹増社長は「人手不足、非常に緊迫した状況にもなっています」と話した。 人手不足が深刻化する中、24時間営業を存続させるため、技術によって効率化を進め、人は人にしかできないサービスを向上させる戦略だという。 ローソン・竹増社長は「ハートの部分というのは、どこまでいっても大事にしていきたいですね。ただし、そのハートだけだと、なかなかやっぱり商売続けられませんので、ハートとデジタルを両立させて、皆さんの暮らしを、しっかりとサポートしていけるような、そんな店にしていきたいと思っています」と話した。 ローソンは、スマホによる無人レジの導入を、2018年の春ごろから、都内の一部店舗の深夜帯に導入するとしている。
