ことし最後の 取り引きとなった、 29日の 東京外国為替市場は、 取り引きの 材料に乏しい中、 積極的な取り引きが控えられ、 円相場は小幅な値動きとなりま…
ことし最後の取り引きとなった、29日の東京外国為替市場は、取り引きの材料に乏しい中、積極的な取り引きが控えられ、円相場は小幅な値動きとなりました。 午後5時時点の円相場は28日と比べて8銭、円高ドル安の1ドル=112円64銭から66銭でした。また、ユーロに対しては、28日と比べて6銭、円安ユーロ高の1ユーロ=134円64銭から68銭でした。ユーロはドルに対しては1ユーロ=1.1953から54ドルでした。 市場関係者は「ことし1年間の円相場は、アメリカ・トランプ大統領の政権運営の不安定感などを背景に、年初から4円余り円高ドル安が進んだが、市場の予想を覆すような出来事が比較的少なく、落ち着いた値動きとなった。来年の円相場は、アメリカの景気回復がいつまで続くかや中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会による利上げのペースがどうなるかに左右されそうだ」と話しています。