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アフガン首都で自爆、41人死亡=IS、犯行主張-シーア派集会標的か

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【ニューデリー時事】 アフガニスタンの 首都カブールで28日、 少数派の イスラム教シーア派を狙ったとみられる連続自爆テロがあり、 保健省当局者によると、 少なくとも41人が死亡、 84人が負傷した。 シーア派を敵視する過激派組織「イスラム国」 (IS)が系列の アマク通信を通
【ニューデリー時事】アフガニスタンの首都カブールで28日、少数派のイスラム教シーア派を狙ったとみられる連続自爆テロがあり、保健省当局者によると、少なくとも41人が死亡、84人が負傷した。シーア派を敵視する過激派組織「イスラム国」(IS)が系列のアマク通信を通じ、犯行を主張した。
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アフガンの民放トロTVは「現場となったシーア派施設では集会が開かれていた」と伝えた。アマク通信は「ISの殉教者が施設を攻撃した」と主張している。 トロTVによると、犠牲者には女性や子供、報道関係者が含まれる。現場はカブール西部にあり、付近にはシーア派住民が多い。周辺にはモスク(イスラム礼拝所)など建物がひしめき、近くにはシーア派系の報道機関の施設もある。
内務省当局者によれば、爆発は3回発生した。単独犯ではないとみられている。 自爆テロを受けガニ大統領は声明を出し「凶悪な攻撃だ」と犯行を強く非難。「テロリストやその支援者は、いかなる企てに対してもアフガン国民が一致団結し、退かないことを知らねばならない」と強調した。 カブールではシーア派を狙ったテロが頻発している。10月下旬にもモスクが襲撃され、少なくとも56人が死亡する事件があったばかり。 また、今月に入り、2度にわたって情報機関の施設が武装組織の襲撃を受けている。治安の悪化は深刻だ。三つの事件ではいずれもISが犯行を主張している。カブールでは反政府勢力タリバンもテロを繰り返しているが、タリバンは28日の爆発直後、犯行を否定する声明を出した。(2017/12/28-22:36)
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