週明け１１日の 東京株式市場は、 前週末の 米株高の 流れを引き継ぎ、 日経平均株価が３営業日連続で上昇した。 終値は前週末比１２７円６５銭高の ２万２９３８円７３銭で、 バブル崩壊後の 最高値を約１カ月ぶりに更新した。 １９９２年１月９日以来、 約２５年１１カ月ぶりの 高値水準。
週明け１１日の東京株式市場は、前週末の米株高の流れを引き継ぎ、日経平均株価が３営業日連続で上昇した。終値は前週末比１２７円６５銭高の２万２９３８円７３銭で、バブル崩壊後の最高値を約１カ月ぶりに更新した。１９９２年１月９日以来、約２５年１１カ月ぶりの高値水準。
８日発表された１１月の米雇用統計が市場予想を上回ったことから、同日の米ニューヨーク市場のダウ工業株３０種平均は４日ぶりに過去最高値を更新した。１１日の東京市場でも、米国を中心とした世界的な景気拡大が続くとの見方が強まり、「機関投資家らを中心に日本株を買い戻す動きが広がった」（国内証券大手）という。
日経平均は、前週末の２日間で６３０円以上値上がりしたことから、当面の利益を確保しようという動きもあり、前週末終値を割り込む場面もあった。ただ、東京外国為替市場の円相場が、１ドル＝１１３円台半ばで安定的に推移したこともあって株高を支えた。
日経平均はトランプ米大統領がイスラエルの首都としてエルサレムを認めるとの方針が伝えられた今月６日、終値が前日比４４５円３４銭安と今年最大の下げ幅を記録した。その後は回復基調が続いている。【横山三加子】
