Start Japan Japan — in Japanese 北朝鮮、平和的解決を 立場一致を再確認

北朝鮮、平和的解決を 立場一致を再確認

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TEILEN

【ソウル大貫智子】 韓国の 文在寅(ムン・ ジェイン)大統領は14日、 訪問先の 北京・ 人民大会堂で中国の 習近平国家主席と会談した。 両首脳は北朝鮮の 核・ ミサイル問題の 平和的解決の 重要性を改めて確認。 また、 在韓米軍の 「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」 配備問題で悪化した関係改善に向け、 経済協力などを進める方針で一致した。
【ソウル大貫智子】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、訪問先の北京・人民大会堂で中国の習近平国家主席と会談した。両首脳は北朝鮮の核・ミサイル問題の平和的解決の重要性を改めて確認。また、在韓米軍の「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」配備問題で悪化した関係改善に向け、経済協力などを進める方針で一致した。
会談冒頭、習氏は「皆が知っている理由のため、中韓関係は後退した」とTHAAD問題に間接的に言及。「大統領の今回の訪問が関係改善の重要な機会になると信じている」と期待感を表明した。文氏は「両国は一時的に困難を経験したが、意味のある時間だった」とTHAAD問題は克服したと強調した。
また、文氏は北朝鮮核問題を平和的に解決するとの立場は一致しているとの見解を示した。日米と足並みをそろえて北朝鮮への圧力を強める韓国側に対し、制裁強化に慎重な中国側には温度差があり、平和的解決が重要との共通認識を前面に押し出した格好だ。ただ、両国は依然としてTHAAD問題をめぐる立場の差が大きく、会談を受けた共同声明発表や共同記者会見などは見送られる。

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