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抗議の中、Xマス緊張=エルサレム問題で観光客減-キリスト生誕地

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【ベツレヘム(ヨルダン川西岸)時事】 キリストの 生誕地とされるヨルダン川西岸の パレスチナ自治区ベツレヘムの 聖カテリナ教会で24日深夜から25日未明にかけて、 恒例の クリスマスミサが行われた。 トランプ米大統領が6日、 エルサレムをイスラエルの 首都と承認。 ベツレヘムを
【ベツレヘム(ヨルダン川西岸)時事】キリストの生誕地とされるヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムの聖カテリナ教会で24日深夜から25日未明にかけて、恒例のクリスマスミサが行われた。トランプ米大統領が6日、エルサレムをイスラエルの首都と承認。ベツレヘムを含むパレスチナ各地で抗議活動が続き、例年と比べて緊張感漂うクリスマスとなった。
教会に隣接する世界遺産・聖誕教会前の広場に大きなクリスマスツリーが飾られたが、治安情勢の悪化で観光客が減った。広場の土産物店で働くパレスチナ人のナディア・ハズブンさん(55)は「観光客は昨年の半分以下だ」と説明。「エルサレムは私たちの首都。このような状況下で迎えるクリスマスは悲しい」と嘆いた。 ベツレヘム初訪問の米国人観光客ハルブ・ピアースさん(32)は「治安は少し不安だったが、6月から計画していたので来た。トランプ氏の発言は不必要だったと思う」と話した。 クリスマスミサにはパレスチナ自治政府のアッバス議長も参列。アッバス氏はクリスマスに合わせて声明を出し、「米国の決定はベツレヘムにとっても侮辱だ。2000年以上に及ぶキリスト教の歴史で初めて、聖地ベツレヘムと聖地エルサレムを切り離した」と述べ、トランプ氏による首都承認を改めて批判した。 (2017/12/25-08:59)
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