Start Japan Japan — in Japanese バノン氏は「解任され正気も失った」 トランプ氏、元最側近に不快感 長男非難に激怒か (産経新聞)

バノン氏は「解任され正気も失った」 トランプ氏、元最側近に不快感 長男非難に激怒か (産経新聞)

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【ワシントン=加納宏幸】 トランプ米大統領は3日、 昨年8月に辞任したバノン首席戦略
会見するスティーブン・バノン氏=17日、東京都渋谷区(桐原正道撮影)(写真:産経新聞)
【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は3日、昨年8月に辞任したバノン首席戦略官兼大統領上級顧問を「バノン氏は私とは何の関係もない。彼は解任されたとき、職を失っただけでなく正気も失った」と強く批判する声明を発表し、バノン氏との“絶縁”を宣言した。近く出版される政権の内幕を記した書籍で、トランプ氏の家族のロシアとの接触を「反逆的」などと批判したことが同日、判明したためだ。
問題になっているのは、米コラムニストのマイケル・ウォルフ氏が米国で来週出版する書籍「炎と怒り」に向けたインタビューでバノン氏が語った内容で、英紙ガーディアン(電子版)が3日、伝えた。
バノン氏は、大統領選期間中の2016年6月に民主党のクリントン元国務長官に不利になる情報があると持ちかけてきたロシア人弁護士と面会したトランプ氏の長男ジュニア氏、娘婿クシュナー氏(現・大統領上級顧問)、選対本部長だったマナフォート氏を「反逆的、非愛国的ではないと考えたのだろうが、私はそう思う。連邦捜査局(FBI)にすぐに連絡すべきだった」と批判した。
トランプ陣営幹部によるロシア人弁護士との接触はロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官も関心を寄せている。これについて、バノン氏はジュニア氏が面会についてトランプ氏本人に伝えたとの見方を示したという。
バノン氏は辞任後もトランプ氏と緊密に連絡を取り合っているとしているが、トランプ氏は声明で「影響力があるように装っているだけだ」とした。声明は、バノン氏がホワイトハウスで自らを重要人物にみせるための偽情報の漏洩に関わっていたと指摘し、保守地盤の南部アラバマ州で12月に実施された連邦上院補選で共和党候補が敗れたのは肩入れしたバノン氏の責任であると断じた。

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