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司法長官から聴取 ロシア疑惑で閣僚初

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【ワシントン高本耕太】 ロシアによる2016年米大統領選介入とトランプ陣営との 癒着疑惑「ロシアゲート」 で、 米司法省は23日、 モラー特別検察官の 捜査チームがセッションズ司法長官を先週に事情聴取したと毎日新聞に明らかにした。 疑惑を巡り政権の 現職閣僚が事情聴取を受けるの は初めて。
【ワシントン高本耕太】ロシアによる2016年米大統領選介入とトランプ陣営との癒着疑惑「ロシアゲート」で、米司法省は23日、モラー特別検察官の捜査チームがセッションズ司法長官を先週に事情聴取したと毎日新聞に明らかにした。疑惑を巡り政権の現職閣僚が事情聴取を受けるのは初めて。
聴取については米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が23日報じていた。聴取は弁護士が同席し数時間にわたり行われたという。
セッションズ氏はトランプ陣営の外交政策顧問に就いていた大統領選期間中、ロシアの駐米大使と複数回接触していたが、司法長官指名承認の可否を審議する上院公聴会では説明しなかったことを批判され、17年3月に長官としてロシア疑惑捜査に関与しないことを表明した。
捜査チームは聴取で、陣営とロシア政府との共謀容疑の有無などをただしたほか、昨年5月に連邦捜査局(FBI)のコミー前長官が解任された経緯についても事情を聴いたとみられる。セッションズ氏も関与したコミー氏解任には、ロシア疑惑捜査の進展阻止を狙ったトランプ大統領による「司法妨害」の疑いも指摘されている。
タイムズ紙は23日、モラー氏の捜査チームが昨年、コミー氏に対しても聴取を実施したと報じた。主に、FBI長官在任中にトランプ氏と接触した際の会話を記録したメモについて事情を聴かれたという。トランプ氏は昨年1~2月、コミー氏とホワイトハウスで2人きりで面会したり、電話で会話した際に自らへの「忠誠」を求めたり、疑惑捜査を「手放す」ことを要求したりしたとされている。
ロシア政府との共謀など疑惑の一切を否定するトランプ氏は23日、セッションズ氏の事情聴取について「まったく心配していない」とホワイトハウスで記者団に語った。モラー氏は今後、トランプ氏自身からも直接事情を聴取する意向を持っており、トランプ氏の顧問弁護士らと聴取形態や条件について協議している。

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