成人の 日に横浜市の 会社から購入した振り袖などが着付け会場に届かず晴れ着を着られない新成人が相次いだ問題で、 この 会社が3日前に会場の ホテルに対…
成人の日に横浜市の会社から購入した振り袖などが着付け会場に届かず晴れ着を着られない新成人が相次いだ問題で、この会社が3日前に会場のホテルに対し会場の使用料およそ100万円を支払うことが難しいと説明していたことがわかりました。その後、使用料は当日払うので着付けは予定どおり行うと説明したということで、警察は被害の実態を調べています。 横浜市中区に本社がある晴れ着の販売などを行う会社「はれのひ」が突如、店を閉め、成人の日の8日、新成人が事前に購入したりレンタルしたりした振り袖が、横浜市や東京・八王子市の着付け会場に届かず、晴れ着を着られない新成人が相次ぎました。 各地の警察や消費生活センターには、9日夜までに合わせて延べ520件余りの相談が寄せられています。 この問題で、「はれのひ」側は、着付け会場の横浜市のホテルに対し、会場の使用料およそ100万円を年末までに振り込む予定でしたが払われず、その後、成人の日の3日前の今月5日にホテル側の催促に対して、使用料を支払うことが難しいと説明していたことが関係先への取材でわかりました。 ホテル側によりますと、その後、「はれのひ」の担当者は、使用料は当日払うと約束し、着付けは予定どおり行うと説明したということです。 しかし、当日、担当者は現れず、使用料は払われていないということで、ホテル側は「今後、警察に被害届を出すかどうか検討したい」としています。警察は被害の実態を調べています。