Start Japan Japan — in Japanese 月探査競争、勝者なく終了 日本チーム参加も難航

月探査競争、勝者なく終了 日本チーム参加も難航

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日本チーム「HAKUTO(ハクト)」 も参加する民間による月探査コンテストを主催する米Xプライズ財団は23日、 「3月末の 期限までに月に到達し、 賞金を獲得できるチームはないと判断した
【ワシントン=共同】日本チーム「HAKUTO(ハクト)」も参加する民間による月探査コンテストを主催する米Xプライズ財団は23日、「3月末の期限までに月に到達し、賞金を獲得できるチームはないと判断した」として、勝者なしのまま事実上の終了を宣言した。今後、賞金の新たな出資者を探すか、賞金が出ない競争として継続するかを検討する。 日本チーム「ハクト」(左側)と、Xプライズ財団の関係者。手前は探査車の模型(2017年11月、東京都内)=共同 財団は、参加する5チーム全てが、資金や技術的な問題で期限までに実行できないとした。「現時点で勝者がいないのは残念だが、多くのチームが月面探査に目前まで近づいた。これまでの成果を誇りに思う」とコメントした。ハクトの広報担当者は「今後の対応について検討中で、近く発表したい」としている。 コンテストは、月面で500メートル以上移動するなどの課題を最も早く達成したチームに賞金2千万ドル(約22億円)が贈られることになっていた。賞金を出資するIT大手グーグルは、これまで数回にわたり期限を延長してきたが、米メディアによると今回は延長しない意向を示した。 ハクトの探査車は、インドチームが契約したインド宇宙研究機構のロケットに相乗りを計画していたが、インド側の調整が難航、3月末までの打ち上げが難しくなっていた。〔共同〕

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