16日午前中ごろの 東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大している。 一時、 前日比79円高の 2万3794円に上昇した。 日本株の 先高観は根強く、 ファナックやファストリ、 ソフトバンクといった指数への 影響が
16日午前中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大している。一時、前日比79円高の2万3794円に上昇した。日本株の先高観は根強く、 ファナック や ファストリ 、 ソフトバンク といった指数への影響が大きな値がさ株に海外投資家からの買いが入っている。16日午前の外国為替市場で円相場が1ドル=110円台後半を付け上昇が一服したのも日本株を支えている。 日銀 による2017年12月の全国企業短期経済観測調査(短観)での企業の想定為替レートは17年度は1ドル=110円18銭となっている。「110円を上回る円高とならない限り、株式相場への影響は限られる」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)との声があった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)が小幅高となっている。10時現在の東証1部の売買代金は概算6453億円、売買高4億1852万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は851、値下がり1072、変わらず138銘柄だった。 資生堂 や 花王 、 アサヒ が上げ幅を広げた。 NTTドコモ と セコム は日中の高値となっている。一方、 新日鉄住金 と JFE は下げ幅を拡大した。 コマツ と 伊藤忠 が安い。 東証2部株価指数は続伸している。 サイステップ と 杉村倉 が上げ、 ヤマシナ と 東芝 が下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕