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付け人暴行の貴公俊が休場 相撲協会は役員会合で対応協議

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大相撲春場所で付け人を務める序二段力士に暴行した東十両14枚目の 貴公俊(20)=本名上山剛、 栃木県出身、 貴乃花部屋=が9日目の 19日、 休場することが決まった。 …
大相撲春場所で付け人を務める序二段力士に暴行した東十両14枚目の貴公俊(20)=本名上山剛、栃木県出身、貴乃花部屋=が9日目の19日、休場することが決まった。師匠の貴乃花親方(元横綱)が明言した。日本相撲協会は大阪市内で臨時の役員会合を開いて対応を協議した。
貴公俊は8日目の取組後、支度部屋で複数回殴打。取組前に付け人が出番を伝えるタイミングが遅れたことに立腹したとみられる。協会の春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)によると、2~3発殴ったことを認めた。
京都府宇治市の貴乃花部屋宿舎で取材に応じた貴乃花親方は「どんな理由であっても、暴力するということはあるまじき行為。土俵に上げることはできない」と述べた。
貴公俊は今場所が新十両で、弟の貴源治と史上初の双子関取誕生で話題を呼んでいた。休場は2013年春場所の初土俵以来初めて。9日目の対戦相手、幕下の白鷹山は不戦勝。
貴乃花部屋では、十両貴ノ岩が昨年の元横綱日馬富士による傷害事件の被害者となり、今場所から復帰していた。
貴乃花親方(元横綱)の話 「深刻な思いだ。どんな理由であっても、暴力をするということは、あるまじき行為。殴られた子の気持ちになれば全く言い訳がつかない。反省以上のものをしないといけない。これから改めて厳しく指導していく」

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